私道部分の固定資産税、払っていませんか?

2020年08月09日

過日お客様(Aさん)から60年ご所有されていた八千代市内の土地のご売却依頼を受けました。

調査してみると前面道路は私道でその上、角地のために私道負担が土地面積の約5分の1もありました。

本来、私道部分には固定資産税は課税されないのですが申請していなかったためAさんは60年もの間、

納税しなくていい固定資産税を支払っていたことになります。

当社ではその点をアドバイスの上、申請のお手伝いをしAさんには過去5年分の固定資産税20数万円が

還付され大変喜んでいただきました。(この件に関しては弊社は手数料等一切いただいておりません)

しかしながら還付請求できるのは5年分だけですのでAさんは少なくとも55年で100万円以上

八千代市に寄付したことになりますネ。

 

この1年前にも同様のことがありました。

お客様(Bさん)は10数年前に銀行系列の不動産会社(X社)の仲介で土地を購入されていました。

当初Bさんは「X社は銀行の系列でしっかりしている」と

町の不動産屋である弊社に対し警戒されているようでした。

しかしながらX社はBさんに土地をお世話する際に私道部分に固定資産税が課税されていることに

気付き、お手伝いするべきだったのではないでしょうか?

結果Bさんも数年分の私道部分の固定資産税を八千代市に寄付したことになってしまいました。

 

お客様の身になって考える。

弊社ではそれが不動産業者の使命と考えています。

私道負担のある土地をご所有の方は一度調査なさってみてはいかがでしょうか?

但し、申請するには土地の測量費もかかりますので、慎重になさってください。